エビ

刺身や天ぷらなどの日本食はもちろん、グラタンやピラフ、エビフライやシュウマイなど、エビは多くの国々で人々に好まれている食材です。火を通すと鮮やかな赤と白の姿が美しく、形もいいことから、結婚式やお祝い事の席で縁起ものとして利用されることもよくあります。

淡白で癖のない味は、もちろんカレーとの相性もぴったり。オリーブオイルやバターで軽く炒めてから煮込むと、エビの香ばしさが引き立ちます。殻をつけたまま炒めるとさらに旨みがよく出ますが、煮込む際は殻を外して入れましょう。

エビには様々な種類があり、一般によく使われるのは中型の車エビ。秋~冬にかけて旬の時期を迎えます。また伊勢えびやオマールエビを使うと、値段は高いですがリッチでコクのある味わいを楽しむことができます。

エビは良質な高タンパク質で低カロリー。わずかに含まれる脂肪は不飽和脂肪酸が多く、血液中のコレステロールを下げる効果も期待できます。またビタミンEやカルシウムも豊富で、成人病予防の効果があるタウリン、コレステロールを除去するチキンという成分も含まれており、体に優しいヘルシー食材として注目されているのです。

ポーク

ポークとは豚肉のことをいいます。カレーにはポークカレーとしてよく登場しますね。豚肉は最も消費量の多い食肉で、牛肉の約3倍の消費量があるそうです。ちなみにイスラム教では豚は浮上なものとされているため、インドでは食を禁じられています。

豚肉は必須アミノ酸をバランスよく含んだ良質のタンパク質で、スタミナの元であるビタミンB1はなんと牛肉の10倍も含まれています。他にもビタミンAやビタミE、カリウムやリンなども摂取できる、栄養価の高い食肉です。

豚肉は7つの部位に分けられており、ヒレ、ロース、肩、肩ロース、バラ、もも、そともものとなっています。カレーに使用するなら、厚切りにしたばら肉がお勧めです。脂身と赤身が両方交じり合って層を作っているので、しばらく煮込んでも肉がぱさつくことがないからです。またシチューに使われる角切り肉は、歯ごたえのあるジューシーな肉の食感を楽しみたいときに向いています。
調理上の注意点をあげるなら、煮込むとアクが多く出るため、こまめに取り除くようにするといいでしょう。

カリフラワー

カリフラワーはアブラナ科アブラナ属の野菜で、ブロッコリーの仲間です。花野菜、花キャベツという和名でも呼ばれています。
見た目はブロッコリーに形が似ていますが、色はきれいな乳白色なのが特徴。地中海地方を原産とし、日本へは明治時代に伝えられ、初冬から春先にかけて旬の時期を迎えます。

食用にするのは未発達のつぼみである花蕾(からい)の部分。ほんのり甘味のある味で、茹でてマヨネーズをつけて食べる方法がポピュラーですね。このほかスープに入れたり、グラタン、炒め物、ピクルスにするのもお勧めです。カレーに使用する際は、じゃがいもやにんじんなどと同じようにひとつの具として直接カレーに加えてもいいですし、先に挙げた料理にカレー粉を加えてカレー風味にするレシピも人気があります。またしょう油を加えて煮込んで和風にしてみても美味しいですし、色々なアレンジが楽しめるところもカリフラワーの魅力だといえるでしょう。

栄養はビタミンCが豊富で、ブロッコリーと比べても茹でた場合のビタミンCの損失が少ないという特徴があります。食物繊維もたっぷり含まれているので、腸の中をキレイに掃除し便通をよくする効果も期待できます。

カリフラワー

カリフラワーはアブラナ科アブラナ属の野菜で、ブロッコリーの仲間です。花野菜、花キャベツという和名でも呼ばれています。
見た目はブロッコリーに形が似ていますが、色はきれいな乳白色なのが特徴。地中海地方を原産とし、日本へは明治時代に伝えられ、初冬から春先にかけて旬の時期を迎えます。

食用にするのは未発達のつぼみである花蕾(からい)の部分。ほんのり甘味のある味で、茹でてマヨネーズをつけて食べる方法がポピュラーですね。このほかスープに入れたり、グラタン、炒め物、ピクルスにするのもお勧めです。カレーに使用する際は、じゃがいもやにんじんなどと同じようにひとつの具として直接カレーに加えてもいいですし、先に挙げた料理にカレー粉を加えてカレー風味にするレシピも人気があります。またしょう油を加えて煮込んで和風にしてみても美味しいですし、色々なアレンジが楽しめるところもカリフラワーの魅力だといえるでしょう。

栄養はビタミンCが豊富で、ブロッコリーと比べても茹でた場合のビタミンCの損失が少ないという特徴があります。食物繊維もたっぷり含まれているので、腸の中をキレイに掃除し便通をよくする効果も期待できます。

どんな食材にも合うカレーですが、そういえば魚のカレーはあまり見かけたことがありませんね。海の幸を使ったシーフードカレーもありますが、具材は魚というよりイカやえび、貝類がメインです。

ところがインドやバングラディシュなどの南アジア地方では、肉と同様に魚を使ったカレーが日常的に食されています。これらの国々は海に面しているため、豊富に採れる魚介類は人々にこよなく愛される身近な食料源。カレーの材料としても定番なのです。日本も海に囲まれた島国ですが、魚をカレーに入れるという発想は定着しなかったのだといいます。ちょっぴり残念ですね。

特に、教科書に「ベンガル人は米と魚でできている」と書かれるほど魚と米を愛するバングラディシュでは、魚カレーが国の看板料理であり、とてもポピュラーな存在になっています。またシンガポールではフィッシュ・ヘッド・カレーと呼ばれる、魚の頭を煮込んだカレーが名物です。なじみのない人が初めて見ると大変驚きますが、スパイシーな辛さと魚のダシがうまくマッチしたコクのある味わいで、食べる人をやみつきにさせる美味しさなのだそう。また日本でも、味が淡白な白身魚のカレーはレシピも多数出ていて人気があります。気になるのは魚特有の臭みですが、身を十分に洗う、油でからっと揚げ、臭み消しの効果があるスパイスを使う、などの方法で臭みを消すことができますので、ご安心ください。

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