仙台七夕
仙台のお祭りと言えばやはり仙台七夕でしょうか。
仙台七夕の始まりは、伊達政宗の時代までさかのぼると言う説があります。仙台藩婦女の文化向上が主目的だったとの事ですが、実はハッキリしていません。ともかく七夕の風習は江戸時代からあったと言われます。
現在のような大きな七夕飾りを作るようになったのは、大正から昭和にかけての不景気の時代だったと言います。不景気で閑散としてしまった商店街に人を呼ぼうとして作ったの始まり。当時は珍しい大きな七夕飾りの見物に多くの人が訪れ、商店街が大いに賑わい、景気回復に一役買ったと言われています。
その後、高度成長期には東北3大祭りに数えられ、全国に知られるようになりました。そうして、県外の旅行客が多数訪れる祭りへと変化していき、現在では前夜祭を含めた人出が250万人を超えるまでなっています。