ホワイトカレー

以前北海道発祥のカレーとしてスープカレーをご紹介したことがありましたが、実は他にも北海道が発祥地のカレーが存在するのです。ご存知でしたか?

それがクリームソースをベースにして作られるホワイトカレー。通常カレーと言えばターメリックやウコンの色である黄色がトレードマークですが、ホワイトカレーはその名の通り真っ白な色をしています。他の色の香辛料を使用しているため、一見クリームシチューと見分けがつかなくなるような白いカレーが出来上がるのです。
クリームシチューと区別するため、あるいはソースの白を引き立たせるために、ご飯は黄色いサフランライスを炊いて色にアクセントをつけることが多いようです。

ホワイトカレーがメディアに取りあげられるようになったのにはきっかけがあります。
ホワイトカレーの考案者が札幌ドームでカレーを販売した際、白い色が白星、つまりゲームに勝利するという縁起物になるという事でじわじわ人気を呼び、一気にブレイクすることになりました。

肝心の味ですが、見た目程甘くはなく食べると予想以上にスパイシー。それでいてクリームソースが辛さを和らげ味をマイルドに仕立ててくれます。
作り方は普通のカレーを作る場合とほぼ同じですが、仕上げに牛乳をいれるのがポイント。材料には野菜や生クリームなど地元の素材をふんだんに使用しており、ご当地カレーとして定着しつつある注目メニューです。

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