ほうれん草
ほうれん草はペルシア地方を原産とし、日本では北海道や埼玉、千葉などが主要産地となっています。アクが少なく甘みのある東洋種はおひたしなどさっぱりした料理、肉厚でアクが強い西洋種はバターなどで炒めると美味しく食べられます。また最近は東洋種と西洋種の一台雑種品種として交雑種が開発され、広く親しまれています。
ビタミンAやビタミンCが豊富な緑黄色野菜で、ビタミンB1 ビタミンB2、葉酸なども多く含まれています。ちなみにアクにはカルシウムと結びつくと腎臓で結成を作るシュウ酸が含まれますが、たっぷりのお湯で茹でると溶け出してしまいます。
ほうれん草は鮮やかな緑色がカレーに映えるため、彩りのよさが人気を呼んでいます。またカレーにはスパイスが使われており、ほうれん草特有の味をうまく包み込みながらほのかに風味を残してくれるため、ほうれん草が苦手な方でもカレーなら大丈夫!という話を耳にします。自宅で料理する場合は、生のものをそのまま加えるのではなく、ミキサーにかけてペースト状にしたり炒める・茹でるなどひと手間加えると、アクが抜けたり、味をマイルドに仕上げることができるので、試してみてくださいね。
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