チキン

チキンは皆さんご存知の通りニワトリ肉のことです。鶏肉というと合鴨や七面鳥などの鳥類を指すこともありますが、一般的には多くの場合ニワトリの肉を指します。
チキンは味が淡白でクセがないため、から揚げやフライドチキンなど様々な料理に使用されています。もちろんたくさん種類のあるカレーの中でも、チキンカレーは人気の高い定番メニューです。

インドでは最もカレーに使う頻度の高い肉はチキンだといわれており、そのためニワトリは紀元前1700頃から飼育されていたといいます。インド地方ではブツ切りにした骨付き肉をそのままじっくり煮込んだカレーがポピュラー。一方ヨーロッパや日本では胸肉やもも肉など柔らかい部位を一口大に切って使用することが多いようです。

チキンの品種には大規模な鶏舎で合理的に生産されるブロイラーと、ブロイラーを飼料などで独自の工夫を加えて育てた銘柄鳥、伝統的な放し飼いで育てた地鶏(比内鶏・名古屋コーチンなど)があります。ブロイラーは脂肪が少なく低下カロリーな点が長所ですし、地鶏はその地方ならではの味や風味を持っているところが魅力。ひとくちに鶏肉といっても、品種を変えると異なった味のカレーを楽しめることができそうですね。

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