りんご

「1日1個りんごを食べれば医者を遠ざける」ということわざがあるように、りんごはビタミンCやカリウム、食物繊維が豊富な栄養満天の果物です。

生産量は世界で年間約6千万トン。最も生産量が多い国は中国で、アメリカやフランスもかなりの量を栽培しています。日本有数のりんごの産地といえば青森県ですね。ついで長野、岩手でも栽培がさかんです。

品種も様々で、世界一の生産量を誇るふじ、黄緑色にそばかすのような斑点がついた王林、酸味が強く深い赤色が特徴の紅玉など、それぞれ異なった色や味が楽しめます。

すり下ろしたりんごは、カレーに加えて煮込むとさっぱりした酸味と甘さがまろやかな味になります。そのためこのように隠し味として活用されるほか、りんごに含まれるペクチンという成分は、カレーに加えたときとろみの元となるので、あらかじめカレールーの原料に使用されることもあります。りんごはカレーと相性抜群の果物だといえますね。
中でも酸味の強い紅玉、酸味と甘味のバランスがいいジョナゴールド、甘味と果汁がたっぷり詰まったつがるなどがカレーに向いているということです。

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