ホタテ

ホタテは二枚貝の一種で、殻が開いた状態が船の帆が立っているように見える、ということで帆立と名づけられました。
ホタテはオホーツク海から東北地方にかけ、浅瀬の砂底に生息しています。自然に生息しているもののほか、養殖もさかんに行われています。旬の時期は冬ですが、冷凍製のものであれば一年を通して食べることができます。

真ん中の一番大きな身の部分を貝柱といい、貝柱の回りのヒダ状の部分をヒモといいます。生のまま刺身で食べても美味しいですし、バターと相性がいいのでバター醤油焼きにしたり、シチューや炊き込みご飯の具に使われたりします。

鮮度のいいホタテを見分けるポイントを挙げると、殻にさわると反応してすぐ閉じてしまうものは活きのいい証拠。殻が剥いてある状態なら、色がつややかで身が引き締まっているものが新鮮です。

ホタテをカレーに使う場合は、バターで焼いたホタテとその他の具材に生クリームを加えてホワイトカレーにしたり、海老などの魚介類と一緒にシーフードカレーの具として使用されることが多いようです。

タンパク質やビタミンが豊富で、カルシウムや鉄分などのミネラルも多く含むホタテは、栄養面でも優秀。糖尿病や動脈硬化を防止する働きのある魚介類特有のタウリンも豊富で、海の代表的なヘルシー食材のひとつだと言えるでしょう。

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