カレーに合うお米
カレーはナン、フォカッチャ、イギリスパンと一緒に食べても美味しいですが、やはり日本人にとってカレーにご飯という組み合わせが最もポピュラーなのではないでしょうか。
以前カレーに合うライスとしてサフランライスやターメリックライスをご紹介しましたが、実は品種や銘柄によって、お米自体にカレーとの相性の良し悪しがあるのだといいます。
カレーに合うお米の条件のひとつに、カレーに絡みやすくなるため体積が小さく表面積の大きい、細長い粒がいいといわれています。またねっとりしすぎずパサパサした食感もカレーに向きです。そのような意味ではタイ米が有名ですが、パサつきが強すぎて苦手な人もいるかもしれません。
この二つの条件を満たすため、サリークイーンや華麗米といったカレー専用の米も開発されました。サリークイーンはインドの米と日本米を掛け合わせたもので、適度なパサパサ感と日本人好みの甘さが感じられます。華麗米は東南アジアのインディカ米と日本米を掛け合わせて作られており、表面は粘り気が少なく中はもちもちした弾力性があるという、まさにカレーライスのためのお米となっているのです。
カレー専用のお米で炊いたご飯にカレーをたっぷりかけたら、一体どこまで食べられるのでしょう。一度試してみたいものです。
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