ラムとマトン
ラムは生後1年未満の子羊のことをいい、臭みは少なく赤味が濃いのが特徴です。一方マトンは生後1歳以上の羊のことで、脂身に独特の臭みがあるため、料理に使用するときはこの部分を取り除いて使用します。
羊肉は日本では豚肉や牛肉と比べると消費が少ないですが、オーストラリアやニュージーランドでは代表的な食用肉です。またフランス料理やイタリア料理では高級な肉として認知され、欠かせない食材となっています。日本で羊肉を使った料理で有名なのは、やはり北海道を中心に盛んなジンギスカンです。他にはスペアリブの香草焼きとして調理されています。
羊肉で注目すべきはその栄養価。ビタミンやミネラルがバランスよく含まれているため健康にいいのです。また他の食用肉と比べると低脂肪でコレステロールが少なく、さらにカルニチンと呼ばれる脂肪を燃焼させる働きを持つ物質が含まれているということで、ヘルシーな美容食としても注目を集めています。
カレーに使用するなら歯ごたえが柔らかい足の部位がお勧め。臭みが気になるかと思いますが、心配はいりません。カレーはスパイスをたくさん使用しているので、しばらく煮込めば臭いも気にならなくなるのです。まだラムやマトンを食べたことがない方は、まずカレーでトライしてみるといいかもしれませんね。
この記事へのコメント
オープンしたときは食べに行きます。
楽しみに待っています。
包丁の入れ方ひとつでまったく違う味になりますよ(^^
コメントありがとうございます!
あいおさん>
是非お待ちしております。宜しくお願いします。
おちさん>
羊肉の世界は奥が深いですね。コメントありがとうございました。