カレーリーフ
カレーの木がある、と聞いたら皆さんはどんな木を想像するでしょうか?
カレーは料理名であって、野菜や果物ではありませんから、そもそもイメージが沸きづらいかと思います。しかし世界には確かにカレーの名のつく植物が存在するのです。
カレーの木には2種類あります。ひとつはカレーリーフという名前で呼ばれています。
葉っぱからスパイシーな香りがするため、インドやスリランカではカレーや魚・ココナッツを使った料理の香辛料として使用されています。西南アジア原産のみかん科に属する植物で、南インドやスリランカ、ヒマラヤ山麓などでは特に珍しくもなく普通に自生しているそう。家庭で栽培することも多いといいます。
もうひとつはカレープラントと呼ばれる木で、南インドを中心に観賞用やハーブとして使われています。夏が終わるとカレー粉のような鮮やかな黄色の花をつけるキク科の多年生植物です。
主にハーブとして葉の部分が使われますが、香り立ちがいいので料理に用いる場合はごく少量でOK。また花は乾燥させてスープやピクルスの香り付けに使います。
色が奇麗に残るため、ドライフラワーやポプリの材料にも使われるそうです。
カレー好きの知り合いにプレゼントすると、意外性もあって喜んでもらえるかもしれませんね!
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